こんにちは。
札幌旭丘高校に関してのつづきの記事です。
新校舎となり,ほぼ当時の面影はなくなっているのですが,これだけは変わらないなというものを見つけました。
中学生も見にくることから開放していたのでしょうが,図書室に入ることができました。語学の書架には昔と変わらないペルシャ語辞典が置いてありました。
入学したときに,図書館司書の方からペルシャ語辞典が置いてある経緯を教えていただきました。
かつての在校生が,ペルシャ語を勉強したいのだけれど辞書が高価で買えないからと,図書館においてほしいと要望を出し,それで学校図書館に置かれたものだそうです。
その先輩は,いつも図書館でペルシャ語を勉強し,のちに東京外国語大学へと進学なさったそうです。おそらく,私よりも5~10年先輩でしょう。
高価な書籍で勉強したい方は知らせてくださいね,と,そんなお話でした。
しかし,こんな「伝説」は今では忘れ去られているでしょう。
おそらく誰も手にしいない辞書が,書架で燦然と輝いて見えました。
学校の最寄りのバス停が「啓明ターミナル」です。
待合室は変わっていませんでした。
写っているマンションの角のところにセブンイレブンがあり,マンションの手前が自転車置き場だったのですが,どちらもなくなっていました。
ここから急な坂道を登って高校に行くため,自転車を啓明ターミナルに停めている生徒も多かったです。それも今はできないのでしょう。コンビニもなくなりましたし,高校生にとっては不便になりましたね。
では。