こんにちは。
しかるよりもほめる,
いろいろな考えがあると思いますが,それが正しい方法だと思っています。
ほめて伸ばすというのが,私の方針です。
さて,これは長野先生に教わったことですが,
目から鱗のようなほめ方があります。
「できていなくてもほめる」というもの。
たとえば,このような感じでしょうか。
字が汚い生徒がいたとします。
最初は軽く「もう少しきれいに書いたほうがいいかも知れないね。」くらいに言います。
私の場合,強く言うことはほとんどありません。
しかるに通じる部分があるからなど,いくつか理由があります。
でも,軽く言ったくらいでは汚いままです。
そこで,頃合いを見て,
「かなり字がきれいになったね。素晴らしいぞ!」くらいにほめます。
内心では,汚いなあ,読めないよ,全く改善していないな,くらいには思っていてもです。
すると,ほめられたことで,
「俺(私),字がきれいになったんだ。がんばろう!」と
ほめられてからは本当に字がきれいになっていきます。
しかられてがんばる子もいないではないですが,
すべての子はほめられると伸びると思っています。
ときには,できていなくてもほめるくらいのことも必要でしょう。
では。