志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

新聞を読もう

こんにちは。

以前に,もっとも大切な教科は国語だと書きました。
さらに,国語力をつけるには「読む」しかないことも申し上げました。

以前の記事を補足して,わかりやすくたとえるとこのような感じでしょうか。

走るのが速くなりたいとします。
体育の授業だけ受けている人と,
普段から運動ををしていつも走っている人とでは,勝負は目に見えています。
さらに,走ったことで体力がつくと,バスケットボールやバレーボールなど,ほかの競技にも良い影響がありますね。

国語も同じで,
授業だけ受けていていも(仮に塾にも行ったとしても本質的な解決にはなりません。)ダメで,
普段から「読む」というトレーニングを積む必要があるということです。
さらに,勉強における基礎体力である国語の力がつくと,他の教科にも良い影響があります。

普段から読書の習慣があるのであれば問題はないのですが,
まずいぞ,読んでみよう。
子どもに何か読ませたいなあ。
(小学生の子どもに)児童書以外でもっと難しいものを読んでほしいなあ。
という場合ですが,新聞が良いと思います。

身近なもので,もっとも手軽に読めるものが新聞です。
入試を考えると,子どもたちでも(高いところを目指すのであれば小学生であっても)大人の文章を読める必要があります。
そのもっとも簡単な導入が新聞だと思います。

何も全部を読みなさいと言っているわけではなく,
興味をもったもの,それこそスポーツ欄とかテレビの番組紹介(番組表ではないですよ)とか,文章になっているものであれば何でも構わないと思います。
ただ,大人の文章に触れることで,だんだんと本格的なものも読んでいくようには心がけてください。

大人の側としては,面白そうな記事があれば,読むように子どもたちに勧めてみてください。
たぶん,興味を示さないことのほうが多いでしょう。
ただ,10回勧めてみて,1回とか2回だけでもそれを読んでくれれは,大きな進歩だと思います。

では。