志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

2019年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。

2019年も,1月2日から正月特訓の授業をしていました。
12月31日,1月2日,1月3日と正月特訓があったのですが,参加した生徒さんは,もちろん元旦も勉強したでしょうし,大晦日,お正月でも普段と同じようにがんばったわけです。

勉強の成果を決める要因の1つに,「勉強量」があるでしょう。
今までに積み重ねてきた勉強時間と学習内容の総量のちがいです。

東大などの最難関大学には,名門の中高一貫校の生徒が合格しやすい傾向がありますが,中学受験のために小学校から勉強し,中学,高校でもより高度な内容を勉強し,中学3年生からは高校内容の勉強を行って,ほかの生徒たちよりも1年分多く大学受験のための勉強を積み上げて,…と,単純に勉強時間,学習量の総量が多いからというのが理由の1つでしょう。
たまに,「あんまり勉強しませんでしたよ」というようなことをおっしゃる東大合格者がいますが,仮に大学受験期に1日4時間しか勉強していなかったとしても,小学校から積み上げてきた総勉強時間はものすごく多く,東大合格ラインに学力が達するのに必要な総学習時間を十分に満たしていることでしょう。
逆に,田舎で生まれ育つと,小学校,中学校と大して勉強もせず,それでも少し頭がいいと,高校は地元の進学校に合格するような環境ですので,ここから「勉強量」を積んでいって難関大学に合格するには高校時代は相当な勉強時間が必要になるでしょう。

毎日こつこつと「勉強量」を積み上げることが重要ですし,こつこつとやるしかなく,急激に成績が上がるような特別な方法もありません。
年末年始にはあまり勉強をしない子,定期テストが終わった後の何日間かは勉強をしない子,日曜日はダラダラと過ごし,ほとんど家庭学習の時間を取れない子,…など,少しずつどこかで緩めていることが多いと思いますが,そこを見直すと,いつかはグンと成績が伸びるかもしれません。

私も2019年は,こつこつとやるべきことを積み上げて,日々の仕事をがんばっていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。