志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

わからないところからやるしかない

こんにちは。

 

だんだんと入試が近づいてきました。高校受験だと,あと5~6か月,大学入試だと,センター試験まではあと4か月です。

 

この時期の受験生,とくに成績が上がっていない方にありがちなことですが,難しい問題,応用問題に取り組んでいかないと間に合わないのではないかと焦ってしまうことがあります。

難関大学を目指す高校2年生なども,似たようなところがあるかもしれません。

目指す学校のレベルや現在の学力にもよるのですが,入試本番レベルのことに取り組んで練習をしなければ,確かに合格は難しいかもしれません。

 

しかし,それ以上に大切なことを見落としてはいけません。

基礎ができていないと,絶対に合格はできないこと。さらには,基礎ができていないと,応用問題も解けるようになるはずがないということです。

つまりは,1つ1つできていないところから着実に積み上げていくしかないということですね。

それで間に合うのかどうか,それは個々の努力しだいでしょう。しかし,それ以外に道は用意されていないのですから,間に合わせるぞと心に誓って,間に合うことを信じて頑張るしかないですね。

 

とくに数学と英語は積み上げの教科です。数学でいえば,正負の数がわからないと次の文字式がわからず,文字式がわからないと次の方程式がわからず,方程式がわからないと…とつながっていくわけです。

英語でも同様ですね。

be動詞→be動詞の否定文と疑問文→一般動詞→…とつながっていきます。

わからないところまで戻る,中1の勉強がわからないのであれば,教科書の最初まで戻ってやり直していくしかないですね。

信じて頑張っていれば,急激に成績が伸びる時期が来ることもあるでしょう。

まさに「学問に王道なし」といったところでしょうか。

 

道は1つしかないわけですが,ゴールにたどり着けるか否かは,努力量にかかっているでしょう。ただ,一緒に走ってくれる人がいたほうが頑張れるかもしれません。それは友達やライバルたちの存在ですね。

同じ道でも,きれいに舗装された道を走ったほうが速く走れるでしょう。それは学習塾などの存在でしょう。勉強の効率よい道筋を示してくれるはずです。

誰かに頼ってみることも,場合によっては必要かもしれません。

 

あせる時期だからこそ,基本が大切だということを忘れないようにしてくださいね。

 

では。