こんにちは。
気がつけば,200本目の記事です。
どなたが読んでくださっているのかわからない方がほとんどなのですが,少しずつ訪問者も増えてきています。
拙文にお付き合いいただき,誠にありがとうございます。
ご存知の方が多いと思いますが,念のために書かせていただきます。
『論語』の中の有名な一節から取っています。
「吾十有五にして学を志し,三十にして立ち,四十にして惑わず。五十にして天命を知り,…」
同様に,30歳が「而立」,40歳が「不惑」ですね。
ブログのところどころで私の経歴みたいものについて触れたことがありますが,
30歳のときに転職して塾の先生になりました。転職してすぐの31歳の誕生日に中学の恩師が亡くなっています。
そして,40歳のときには志学ゼミナールをスタートさせたわけです。
また,「志」という漢字が好きだというのもあります。
「士(さむらい)」の「心」と書きますね。士のように一本気で不器用だけれど,信念を貫きたいという私の気持ちの表れでもあります。
最後に,「志学」とつけた一番の理由ですが,巣立っていく生徒たちへの想いを込めてのことです。
「志学」とは「15歳」のことです。小学生・中学生を対象に勉強を教えていますが,「15歳」は塾も中学も卒業して高校へと進学する年齢ですね。
受験が終わって志望校へと進学するけれども,受験はゴールではないのだよ,ここはまだまだスタートラインで,これからも学問に志して高校,大学でもしっかりと勉強をしてほしいと,そんな願いを込めています。中学の学習は,高校,大学でより高度な内容を学ぶための準備という側面もあります。「本当」の学問は「15歳」のこれから始まるのだよと,そんなメッセージです。
もちろん,小学校,中学校のうちから,学問に志して勉強をがんばってほしいのですが,同様に大切なのは子どもたちの将来です。塾に通っている「今」も,卒業した「後」も,一生勉強はつづくし,継続して努力してほしいという私の願いですね。将来のこともみすえた指導を行いますと,指導方針に謳っているのは,そうした私の考えが根底にあるからです。
ひるがえって私自身もまだまだ勉強の途上にあるわけです。
これからも生徒さんのお役に立てるよう,がんばって行こうと改めて感じました。
では。