志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

出血

こんにちは。

昨日,病院に行ったことを書きました。
血液検査をするのに採血してもらいました。看護師さんが注射針を抜いて,絆創膏を貼ってくれたのですが,いつもと違って血がたくさんにじんでいるなあと,そのときには感じたものの,あまり気にはしていませんでした。
いつも採血のときには思うのですが,「絆創膏をしばらく手で押さえていてください」と言われるものの,いろいろと荷物を持っているわけで,無理なことを言われてもなあと困りながら,できる範囲で押さえていました。
昨日もまだ北海道は寒いので,また採血をするためには上着なども脱がないといけないため,コートと上着とカバンと病院で渡されるファイルを手に持っていました。採血が終わってそれらを手に持ち,待合室に戻ると,その間は絆創膏を押さえることなどできないわけですが,ふと注射のあとを見てみると,どぼどぼと血があふれ,小さな絆創膏もどす黒くなり,天井に向けた腕の関節のあたりに水たまりのように血がたまっているではないですか。

また元の所に戻って,止血して絆創膏を貼りなおしてもらったのですが,こういうときに何を考えるのかというところにその人の性格が現れるものなのかなあと,そんなことを思いました。
やばいぞ,血が出てるぞ,とあせる人もいろでしょう。大丈夫なのかと不安にもなるかもしれません。
看護師さんのミスではないのかと,怒る方もいらっしゃるでしょう。
私はというと,血がYシャツとかコートとか自分の持ち物についたら大変だぞ,と,そのことを第一に考えました。私は過剰にものを大切にするというか,そういうところが確かにあります。出血して少し大変なときにも,そんなことを優先するのだと,自分が少しおかしいようにも感じました。出血のほうはまったく心配しなかったわけです。
それから,しようがないので待合室に持ち物を放置したまま移動したのですが,取られたらどうしようとか(通帳が入ったカバンを置いていったのですが),歩いているときにも,ほかの人の服なんかに血がついたら大変だ,とか,床にポタポタ血が落ちたら迷惑をかけるな,とか,そんなことを考えていました。

こういう特性は把握しておいたほうがいいですね。仮に生徒がけがをしたとき,血が出ているのに,カーペットに血がついたら取れないぞ,とか,生徒の心配よりも「もの」の心配をしてしまう可能性はあるということです。考え過ぎなようにも思いますが…。

そして,「押さえていなさい」と言われたものは,やはり押さえていないとダメなのですね。当たり前ですが,言われた通りにやらないといけない。しかし,言われた通りにやっていないことは思いのほか多いのかもしれませんね。これは,勉強で伸びない子の特徴の1つでもあるのですが。

では。