こんにちは。
入試まであとわずかとなりました。
受験学年ではない方に向けて書こうと思います。また,受験生の方も,進学してから先のこと,つまり高校受験生なら,高校に入学してからその先の大学を目指すときに考えていただきたいことです。
最難関の学校に入った方たちに,絶対に共通していることが1つだけあります。
「その学校を目指した」ということです。当たり前ですね。受けようと思わなければ,そして実際に受験しなければ,絶対に合格することはありません。
この「目指す」という当たり前と感じることが,環境によっては非常に困難である場合があります。
まず,成績が大きく足りていない場合です。
自分には入れるはずがないと思い,目指そうとすらしない場合があります。誰かに話しても笑われるだけではないかと思い,口に出すこともできなかったりします。
ただ,目指してみないことには入れるかどうかわかりませんし,そこを目指して勉強をしなければ,成績も上がらないことが多いでしょう。
次に,所属する学校のレベルを考えたときに,自分には入れるはずがないと思ってしまうことです。私も高校時代はそうでした。自分の高校からは東大合格者は出ていない。京大,一橋,東工大などに,合わせて年に2~3人合格するくらい。自分は,最難関国立大に入ることはできないだろうなと考えていました。
どちらも「自分には入れるはずがない」と,勝手に限界を決めつけています。
入りたいなという思いが少しでもあるのならば,まずは目指してみて,それで本当に無理なのかどうか判断してみるべきではないでしょうか。
やってみないことには何も始まりません。
実際に目指してみるなら,「できるかもしれないね」と応援して背中を押してくれる存在を見つけること,そして目標に向かって必要な努力をすること,この2つが必要です。
やってみると,やがて,ああ自分にも手が届くかもしれないな,想像していたよりも難しくはないなと気がつくことでしょう。
目指した時点で,1つの大きな壁をクリアしたことになるのです。
しかし,現実には,目指そうとすら考えないままに終わる人,目指す目指すと口だけで,必要な努力は怠っている人がものすごく多いように思います。
「ビリギャル」であるとか「ドラゴン桜」であるとか,そうした大逆転の物語のように,実際に「目指して」,「努力して」,「達成した」人も少なくはありません。
できるかもしれないと信じ,まずはやってみてください。道は開けてくるでしょう。
では。