志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

余った時間をどう使うか

こんにちは。

 

入試が近いですが,模擬試験や過去問を解く際の注意点の1つです。

「余った時間をどう使うか」というテーマがあります。

 

高校入試でいうと,理科や社会,とくに社会なんかは時間が余る方が多いでしょう。これは学力に限らずそうでしょう。

できる方だと,国語や英語も時間が余るかもしれません。

 

センター試験まであと1か月ですが,こちらも,理科や社会は時間が余るでしょう。

できる方だと,国語や英語も時間が余ります。(念のため…ほとんどの方は時間が足りない大変な試験です。)

偏差値70くらいの方だと,センターの国語や英語は,試験時間80分のところ,普通に無理なく解いても50~60分で終わる方が多いようです。

 

できる方で,数学の時間が余る場合があります。

これは気にしなくてもいいですね。順に解いていって,解けない問題は飛ばし,余った時間でそれを考えます。時間内に全部解けてしまうこともあります。余った時間は検算をすればいいだけです。

 

考えてほしいのは,国英理社で時間が余る場合です。

数学と違って,今回はすらすら全部解けた,今回は1題わからないものがあって最後まで解けなかった,というような偶然性に左右されずに,国英理社で時間が余る場合には必ずそうなるわけです。

 

それぞれの方の性格,学力,科目などによって異なるでしょうが,必ず,点数を最大化できる時間配分があるはずです。

今のペースで解いて,見直しに時間をかけるのがよいのか,

わざとゆっくりと慎重に時間をかけて解いていくのがよいのか,

その中間で,ゆっくりは解くけれども見直しの時間も残しておくのか,

といった戦略が考えられます。

 

私の場合には,すごくゆっくりと解いていました。

性格上,見直しをしても間違えを見つけられなかったのが1つ。また見直しをした場合ですが,はじめに正答を書いていたものを修正してしまって不正解になってしまうことが考えられます。あとでこのことに気がついたときに猛烈に後悔するでしょうし,それが,残りの科目の試験中であれば,集中力が落ちてしまうでしょう。私は,過ぎたことをものすごく気にするタイプですので,こういう事態は避けたかったというのが大きな理由です。

 

みなさんの場合には,どういった戦略がよいのか,それはご自身で見つけていくしかないでしょう。誤字とか,問題の読み間違えとか,そうした防げるミスがなくならない方は,とくによく考えていただくと,得点の向上につながるでしょう。

 

では。