こんにちは。
教室の近くのある学校が学校閉鎖となりました。
小中学校のでの感染が止められない印象です。
みなさまどうかご自愛ください。
入試まで残りわずかですが,模試などの問題を解いている子どもたちの姿を見ると,当然ですが時間の使い方が上手な方と,そうでない方がいらっしゃいます。
こういうところに要領の良さが表れるのかも知れませんし,本来的な頭の良さの違いが表れるのかも知れません。
ただ,最後の1分を,明らかにおかしな時間の使い方をしていることもままあります。
空欄があるのに,あきらめてぼーっとしている方。
逆に,残り1分では解けないとわかっているのに,その時点で取り組んでいる問題を考えつづける方。
当然ですが,どちらの方も最後の一分間で答案用紙に何かを書くことはありません。
ここである数値を示してみます。
「2%」
これは実感としてかなりの大きさでしょう。消費税でいえば,最初は3%だったのが5%に上がりました。数年前には8%から10%に上がりましたし,食品などの軽減税率8%も残っています。2%は大きいと感じていらっしゃる方が多いはずです。
この「2%」が何かというと,試験時間50分に対しての2%がちょうど1分です。
1分あれば,かなりのことができるはずです。
何かしら勘で答を書いてみる,1分で解けそうな問題にしぼって最後に考える,誤字脱字の見直しをする…
この1分間で数点を拾い,運命が大きく変わる方もいらっしゃるでしょう。
2%は大きいよと,再認識するだけでも,時間の使い方が変わってくるかもしれません。
では。がんばってください。