こんにちは。
インターネットである記事を読みました。
特定の個人に関するものなのでリンクは貼りません。
ある将棋が強い方の記事です。プロ棋士を目指したものの夢はかなわず,今はアマチュアの大会で活躍されています。
私が20代の頃お世話になっていた加瀬純一七段の将棋教室にも講師としていらしていました。当時は奨励会の二段(四段になるとプロです)でした。
将棋を教わったり,その後みんなで飲みに行ったりと,付き合いのあった方です。もっとも,あちらは大勢いる生徒の1人の私を覚えていないかもしれませんが。
インタビュー記事なのですが,プロになれなかった理由,プロになる人そうでない人のちがいについて,「情熱を持ちつづけられるかどうか」だとおっしゃっていました。
同じ修行の身であっても,のちにプロになった方と自分とでは意識が大きくちがったともおっしゃっています。
情熱をもちつづけるというのは,言葉にするのは簡単ですが,非常に難しいことですね。
私も偉そうに勉強についていろいろと書いていますが,情熱を失って勉強で挫折したこともあります。私は勉強は好きなほうでもあるし,得意なほうでもあると思っていますが,それでも挫折してしまうことがあるのです。
30代前半の頃,教員免許を取ろうと思って,足りない単位を通信制の大学に通って満たそうとしました。結局は挫折してしまうのですが,情熱を保ちつづけられなかったのが原因の1つでしょう。
そろそろ入試本番を迎える方も多いでしょう。
中にはすでに疲れてしまっている方,惰性で勉強をしているような方もいらっしゃるでしょう。実際,毎年受験生を見ていると,一定数そうした方がいらっしゃるものです。
最後のラストスパートです。
燃えたぎるような情熱をもって,残りの受験勉強をがんばってみてください。
では。