こんにちは。
チラシをまくために教室の近くを歩いて回ります。
最近は,おかげさまで忙しく,チラシをまく回数もぐっと減ったのですが,冬期講習の宣伝のためにご近所を1周する予定です。
夏休みのチラシをまいて以来でしょうか。
ご自分でお店を開くような方,会社員でも新しい店舗を立ち上げることになった方は,お店の周りを歩いてみるといいでしょう。必ず,見えてくるものがあるはずです。
さて,コロナの影響からか,閉店した店舗もある一方で,最近では,空いたテナントに入って新しく商売をはじめる方も少なくないようです。
以前にはカラオケスナックのようなお店だったところに,韓国料理のお店ができていました。カレー屋さんがつぶれていて,その後に焼き鳥屋さんができていました。
こんな時期に飲食店を開いても上手くはいかない可能性が高いとは思うのですが,はじめる方はそんなことは考えないでしょう。また,応援したい気持ちもあります。
焼き鳥屋さんはコロナが落ち着いたら行ってみたいなと思いました。テイクアウトで食べてみる手もあります。お店には「禁煙」とか「喫煙可・未成年者立入禁止」などの表示がなかったので,電話をして聞いてみました。
電話口からは,ものすごくはずんだ嬉しそうな声が聞こえてきました。お客さんが入っていないのでしょう。
「禁煙ですか」と尋ねると,
「どうぞどうぞ,タバコ吸えますよ」と。
いつも思うのですが,「禁煙ですか」と聞いているわけなので,禁煙であることを期待しているはずです。それなのに,返ってくる答は「申し訳ありません,おタバコはご遠慮いただいております。」とか,上記のようなものであるとか,タバコを吸えないことが「悪」であるようなものばかりです。おかしいと感じています。
さて,禁煙ではないので「行かない」の一択なのですが,口実として実際はいませんが,「子どもがいるので喫煙可のお店だと入れません。禁煙店を探していました。」と伝えると,またまたはずんだ声で次のようにおっしゃいました。
「今,だれもお客さんがいませんし,大丈夫ですよ。」
唖然としました。
喫煙可の場所には健康増進法で未成年者は立入禁止です。たとえ,その場でタバコを吸っている人がいなくてもです。
関係する法律も調べずに営業をされているわけですから,かなりいい加減なお店なのでしょう。禁煙ではないので行けないですし,味も推して知るべしなのかもしれません。
法律について簡単に教えて差し上げて,改めて違法なので行けないことを伝えて電話を切りました。
お店にとっては天国から地獄でしょう。落胆した暗い声が電話口から聞こえてきました。かわいそうですが,このお店は近々閉店してしまうと思います。
お店の方は,果たして店の周りを隈なく歩いてみたのでしょうか?住宅街にあるわけで,ファミリー層の利用が見込めることを考えれば,たとえ法律は知らなくても禁煙にすべきだと気がつきそうなものなのです。
では。