こんにちは。
今日は「建国記念の日」で祝日です。
ほとんどお休みもなく働いているので祝日の感覚がありません。ましてや2月11日というのは受験シーズン真っただ中です。しばらくこの日にゆっくりとしていたことはないでしょう。
東京にいた頃には,2月10日の私立入試の合否連絡がバタバタと入ってきたり,9日に都立中高一貫校の合格発表だったのが,その補欠合格の連絡が入ってきたり,朝から入試応援に行っていたこともあるでしょうか,とにかく忙しかったです。
新年度の予定をつくり終え,来週から教室のみなさんに案内をしていきます。
1つ困ったのが,今年の祝日がどうなるのか不透明なことです。
購入したカレンダーを見ると10月11日(月)が「スポーツの日」でお休みになっていました。
おかしいなと思って調べてみたところ,やはり2021年の「スポーツの日」は7月23日(金)となっていました。
オリンピックが1年延期になったのですが,その変更にカレンダーの制作が間に合わなかったのでしょう。
しかし,おそらくオリンピックはもう1年延期されるか中止となる公算が高いと思います。その場合には祝日はどうなるのでしょうか。
昨年はなかった「天皇誕生日」ですが,今月の23日がそうです。
ちょうど本日,女性差別発言でオリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が辞任の意向を表明されましたが,男女平等,男女共同参画社会が目指される現代において,「皇后誕生日」が祝日とならないのはどうなのかと思っています。
(ちなみに戦前は「地久節」として皇后誕生日を祝っていました。)
2021年の変更となった祝日は以下の通りだそうです。
・「海の日」 7月22日(木) (7/19から移動)
・「スポーツの日」 7月23日(金) (10/11から移動)
・「山の日」 8月8日(日) (8/11から移動)
※8月9日(月)が「振替休日」
首相官邸ホームぺージ「2021年の祝日の移動について」
祝日も増えすぎたような気がします。
「建国記念の日」にしても,その由来は初代神武天皇が即位したのが約2700年前の旧暦1月1日で,新暦だと2月11日に当たるというものです。
これは単なる神話ですし,その神話を知る人も今では少ないでしょう。
「山の日」とか「海の日」とか,何を祝っているのかよくわからないものもあります。
次年度の予定をつくりながら,祝日に関してこのような疑問を持ちました。
近い将来,見直しにせまられるかもしれませんね。
では。