こんにちは。
一昨年の夏に2022年入試を変更すると発表がありました。
(現中2生,新中3生の入試から変更になります)
リンク:北海道教育委員会ホームページ
「道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針について」
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=1217784
それから具体的な発表が一切ありませんでしたので,大きな変更はないのだろうと思っていました。
現状でわかっている重要な変更点は,入試が100点×5科目=500点満点になることと,試験時間が50分になること,裁量問題が廃止されて全員が同じ問題で受験することでしょう。
今朝の報道で,英語のリスニングの配点が高くなることがわかりました。
今までは60点満点で15点分,25%がリスニングの配点でした。
それが30%~35%,100点満点で30点~35点分になり,リスニングの配点が増すようです。
とくに大きな影響はないように思われます。
また,一部の問題では問題文を一度しか読まないそうです。難易度が上がりますね。
基礎英語であるとか,普段からリスニング用に音声を聴いて勉強していれば問題はないでしょう。さすがにコツコツとつづけるのは大変ですので,音読を継続するだけでも,ずいぶんとリスニングが向上するはずです。
北海道の入試について,個人的には「相関表」を用いて合否判定する点がおかしいと思っています。
単純に「内申点315点+当日点500点=815点」で得点の高い人から合格させていけば,明快ですし,極めて公平な制度にもなるのではないでしょうか。
ただ,発表がありませんので,相関表を用いる点であるとか,内申点の扱いであるとか,15%の学力重視枠・内申重視枠であるとか,そうした点は変更がないと考えて間違いないでしょう。
混乱を避けるためにも,早めに詳細を発表してほしいですね。
では。