志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

willとbe going to

こんにちは。

 

こうした仕事をしている以上,日々勉強をつづける必要があります。

残念ながら私はネイティブ・スピーカーではないのですが,日常会話くらいであれば英語を話すことができます。

 

以前から疑問に思っていることがあり,調べてみました。

英語の「will」と「be going to」のちがいについてです。

 

中学生だったときには,どちらも「~~する予定」「~~するつもり」と訳し,意味は同じだと習いました。

ただ,ニュアンスに違いがあり,

「will」は不確定な予定

・「be going to」は確定している予定

だと,先生から教わりました。

 

大学の環境であるとか専攻によって異なるでしょうが,大学生になると留学生とも英語で話す必要も出てきます。

社会人になってからも外国人の方と知り合う機会がありました。コミュニケーションは英語という場合も多いです。

 

何かのイベントが予定されていたとき,外国人の方に行くのかどうか聞かれました。

迷っていて行かないかも知れなかったので「不確定な予定」として「I will join.」のようにwillを使用して返答しました。

結局は行かなかったのですが,なぜ来なかったのかとその友人に責められました。

「I will」と言ったのだから来ることを約束したのではないのか,予定がわからないなら「I'm going to」と言うべきだと,そんなことを言われました。

「will」のほうが確定的な予定だとも聞きました。

 

あれれ,教わったのと逆だぞと,ずっとよくわからないでいました。

 

こちらの英会話スクールさんの解説がニュアンスのちがいをわかりやすく説明していると感じました。

www.gabastyle.com

その時点で決まっていたことは「be going to」,そのときに決めたのであれば「will」を使うのだそうです。

先ほどの友人との会話だと,私は「I will」と言ったので,そのときに行くと決めた,約束をしたと相手は受けためたのでしょう。

 

また,「will」には「必ずします」というニュアンスも含まれると書かれています。

単純には言い表せない微妙なニュアンスの違いもほかにあるでしょう。

 

ただ,最初に書いたwillは不確定,be going toは確定という理解がまずいことは確かなようです。

 

英語は言葉ですから,実際に使用してみてわかってくることはものすごく多いですね。学校で英語を学びますが,練習して身につけることがゴールなのではなく,身につけたことを今後使っていくのが本来の目的です。

そういう意味では何かを覚えたとして,それはやっとスタートラインについたに過ぎないとも考えられますね。

 

では。