こんにちは。
夏休み中はかなりの時間の学習が可能ですと,昨日はそんこことを書きました。
これも何度か書いた内容ですが,どうすれば長時間の学習ができるのか書きたいと思います。
大学時代の寮の先輩に大変将棋がお強い方がいらっしゃいます。
ぼくとはレベルが違い,アマチュアの全国大会に何度も出場されている方で,プロ棋士ともあまり遜色のないレベルで指せるような方です。
その先輩が若い頃の将棋の勉強について次のようにおっしゃっていました。
詰将棋をやって疲れたら棋譜並べをし,棋譜並べに疲れたらネットで将棋を指し,それにも疲れたら詰将棋をし…
さすがに今はそこまではできないとおっしゃっていましたが,若い頃は夢中になって永遠に将棋を楽しまれていたのでしょう。
「努力は夢中には勝てない」
という名言の通りでしょう。(誰が最初に言った言葉なのでしょうかね?)
勉強も同じでしょう。
数学を勉強して疲れたら気分転換に英語を勉強し,英語に疲れたら国語を勉強し,国語にも疲れたら社会を勉強し…
要するに,楽しいからいくらでもできる状態が理想です。
ただ,やはり人間ですから,好きな科目と苦手な科目があるでしょう。
私の場合には,数学の問題を解くのが好きでした。
それこそ他教科の勉強に疲れたら,楽しみのための数学を勉強してリラックスしていました。
数学の勉強をしていたら夢中になってしまい,気がついたら空が白んでいたことも何度もあります。
それくらいになれば,1日に10時間以上だろうが簡単に勉強できるでしょう。
学習する順序を工夫するといいでしょう。
一般に言われているのは,暗記科目は寝る前にやったほうがいい,睡眠により記憶が定着するから,思考力を使う科目は朝にやったほうがいい,といったことです。
それも一理あるでしょうが,まずは苦手なもの,やりたくないものから手を付けるといいでしょう。そして,疲れてしまったら好きな科目に移行します。
また,朝起きてどうしても気分が乗らない日もあります。
そんな日は好きな科目から勉強を開始してもいいでしょう。
変に固定した「時間割」を組むことだけは避けたほうがいいでしょう。柔軟に,自分にあった「時間割」を模索しながら進めてみてください。
では。