こんにちは。
昨日のニュース番組の特集で「声フォント」というものが紹介されていました。
ある方がいろいろな原稿を読んで「声」をコンピュータに登録します。
するとさまざまな文章をその方の声で読んで再生してくれる技術だそうです。
これがさらに発展すれば,美空ひばりさんや河島英五さんなど,亡くなった方の声で新しい楽曲を歌わせることも可能でしょう。
声優やナレーターなどの仕事もなくなるかもしれません。
ロングヒットしているアニメでは,あるキャラクターの声が,自分が幼い頃に慣れ親しんだ声とは別のものに変わっていることがあります。声優さんが交代したからです。
こうしたこともなくなるかもしれません。
ちびまる子ちゃんのナレーションも最近交代になりましたが,この技術を応用すれば,永遠にずっと,ご本人が亡くなった後も,キートン山田さんがナレーションをつづけることも可能でしょう。
ご病気で声を失った方にとっての希望の光だとも紹介されていました。
役立つ技術がどんどんと出てきますね。
「声フォント」を開発したのはベンチャー企業で,東京工業大学の現役の学生さんたちが運営しているのだそうです。
社長さんの経歴を調べてみたところ,東工大の附属高校から東工大に進学され,今は2年生だそうです。
附属高校から東工大に進学できるのはほんの一握りです。学業だけではなく,人物としても優秀なのでしょう。
また,国立大学の附属高校だけあって,非常にユニークな教育が行われています。そうした風土・文化がこうした優秀な人材を生み出した背景にはあるのかもしれません。
札幌だと,国立大附属に近い存在が札幌開成でしょう。
近い将来,世間をあっと驚かせる人材が登場するかもしれませんね。
では。