こんにちは。
政治が動ていますので,小中学生のみなさんはニュースに触れてみましょう。いろいろな勉強になるはずです。
菅氏の事実上の辞任によって,私の目論見が外れたのが「任期満了にともなう衆議院議員総選挙」が行われなくなったことです。
いつもの流れで「解散総選挙→特別会→内閣総理大臣の指名」となりそうですね。
また,10/31投開票で衆議院議員総選挙が行われることがほぼ確実な情勢です。
選挙に注目してくださると,政治についていろいろなことがわかると同時に,複雑な選挙の仕組みについても理解できるでしょう。
衆議院は「小選挙区比例代表並立制」で選挙が行われますが,2つの制度を組み合わせていたり,復活当選があったりと,とにかくわかりにくいシステムです。
実際にご覧になるのが理解への一番の近道でしょう。
官邸に権力が集中してその弊害が指摘されていますし,力のない二世議員も増えたように思いますし,個人的にはこれらは小選挙区制が招いたもので,以前の中選挙区制のほうがよかったと思っています。
今の子どもたちには,自分たちの将来や,日本と世界の未来を考えて,明るい世の中を作っていってほしいものです。
海外のニュースでは,ベネズエラの経済の混乱について注目してみましょう。
5年ほど前からベネズエラの経済は混迷し,猛烈なインフレが今もつづいています。
今朝のニュースでは,国民の76%が極貧層になっていると報じられていました。
経済については,中学生にとって理解が難しいところがあります。
ベネズエラでは,政府のバラマキ政策によって通貨の発行量を増やしたことが経済の混乱の一因となっているようですが,インフレとはどのようなことか,起きる原因は何なのか,大雑把にでも理解できる格好の教科書になるでしょう。
日本経済も,ここ数日株価が暴落していて心配をしています。
興味がある方はこちらも注目してくださるといいでしょう。
では。