こんにちは。
選挙カーがうるさいですね。
今回,選挙カーの騒音で迷惑をかけた政党,候補者には投票しないことにしています。
教室の前を通る選挙カーも少なくないです。このままだと,白票を投じることになるかもしれません。
さて,昨日は日曜日でしたが,教室で勉強したいという生徒さんがいらしたので,教室を開けていました。
換気するのにドアを開けたところ,ちょうど目の前を選挙カーが通っていきました。
車の窓から身を乗り出し,右手にマイクを持って,左手を大きく振りながら,候補者名を連呼しています。
私は選挙カーの人たちに,うるさいです,今は勉強中ですと,無言のまま目で訴えました。あちらからは塾の名前も見えているはずです。私とも目が合いました。
が,より一層声を大きくして一所懸命に手を振るだけで,マイクを切ろうとはしませんでした。
何にも考えていないのでしょう。デリカシーの欠片もありませんね。
こういう方が当選したとしても,日本や世界が良くなっていくとは到底思えません。
あっ,見たらここは学習塾だ。職員の人もいる。中で勉強中なのだろうな。
うるさいだろうからスピーカーは切ろう。
ちょっと想像を働かせれば,このような対応になるのではないでしょうか。
勉強でも同様で,想像力が働いて,ちょっとした工夫,ちょっとした気遣いができる子は,同じ勉強をしていても,成績が伸びるものです。
もしもこうしたらわかりやすいだろうな。これを加えて行えば,もっとできるようになるだろうな。ただ,作業するだけの生徒さんと,考えて身につくように試行錯誤しながら練習した生徒さんとでは,「同じ学習」とは言えないでしょう。
大切なのは想像力です。
では。