こんにちは。
塾の商品は何でしょうか?
当たり前ですが,授業です。付随して,進路の相談,質問対応,自習室の利用,模試や教材の提供,答案の添削などもありますが,核となるものが授業であることは間違いないでしょう。
さて,その大切な商品である授業の品質を上げるために必ずやらなければいけないことがあります。授業準備です。予習をした上で,どこにどれだけ時間を割いて,どう教えていくのか計画を立てます。
準備をするのとしないのとでは,品質は雲泥の差となります。どんなに力のある先生でも,例外ではありません。
今日はいつもよりも早めに教室にやってきました。
授業準備もそうですが,いろいろとやることがあるからです。
かつて,いろいろな塾で働いてきましたが,業務時間の中で,授業準備の時間など,まったくと言っていいほど取れない塾もありました。むしろ,仕事中に授業準備をできる塾のほうが珍しいでしょう。
授業準備をできない学習塾の先生でありがちなのが,怖い先生になることです。準備をしていないご自分の怠惰,会社の勤務体制のおかしさを,恐怖で生徒を支配することによって封じ込めるわけです。
しかしながらそんなことでは,塾の側も生徒さんの側も,幸せにならないように思います。
先生方が暇そうにしている塾,質問もできるし,先生方もしっかりと授業準備できる塾というのが,良い塾である場合は多いでしょう。
今こうして,早めに来てまずはブログを書いているわけですが,自分で経営しているとはいえ,授業準備をできることは幸せなことだなあと,しみじみと感じています。
では。