こんにちは。
「楽しい42kmでした。」とは,オリンピックで金メダルを獲ったときの高橋尚子さんの言葉です。
私などは,走るのが苦痛でしかないのですが,超一流選手だと,走るのが大好きなのでしょう。フルマラソンも楽しく走れるのです。
さて,1月から『スタンダード』という数学の問題集に取り組んでいたのですが,今週が授業がないことも利用し,本日『スタンダード数Ⅰ』が解き終わりました。数Aも途中までは終わっているのですが,またつづきに取り掛かります。
過去の記事「スタンダード」
https://shigakuseminar.hatenablog.jp/entry/2022/01/28/155153
問題集を約1年かけて解いた感想ですが,やはり楽しいのです。
「好きこそものの上手なれ」ということわざが示す通り,楽しいから進んで行うし,上達も速いのでしょう。
つまり,本当のトップを目指すのであれば,勉強を楽しめることが必須でしょう。
しかし,勉強を楽しめている方は,ごく一部かもしれません。
では,どうすればいいのでしょうか?
5科目全部が嫌い,勉強のすべての部分が嫌いという方は,滅多にいらっしゃらないと思います。得意で好きな科目だけ付き詰めてみる,興味をもった特定の分野だけ徹底して勉強してみる,というところからスタートしてみてください。
やっているうちに,勉強全体が楽しくなってくることもあるでしょう。
また,勉強の楽しさは主に「interesting」でしょう。「funny」のような要素は少ないかもしれません。
ゲームやYouTube,テレビのお笑いなどは,誰でも簡単に楽しさを感じられ,funnyの要素が強いものだと思います。こうした楽しさばかりを追求していると,interestingなものには気がつきにくくなってしまうかもしれません。
本を読むとか芸術に触れるとか,そうした姿勢が強いと,勉強の楽しさにも気がつきやすいものです。
では。