こんにちは。
昨日の夕方,教室に来客がありました。
アポなしでいらっしゃる方は少ないので,どうしたのだろうと驚きながらドアを開けると,そこには一人のおばあさまがいらっしゃいました。
問い合わせではなさそうで,何なのだろうかと不思議に思っていたところ
「そこに落ちていたから,目立つように置いてくれませんか」と落し物のストールを手にしていらっしゃいました。
それがこちらです。
目立つようにメッセージボードを広げて置いてみました。
無事に持ち主の方に届いてほしいなと願っております。
ご近所の方とのご縁は大切にしたいと考えております。
先日は,通りかがりのおばあちゃんから声をかけられました。
「お花好きなんですね」,「春になったらまた何かを植えますよ」と,そんな会話を交わしました。
そうした方たちにも,温かく見守られていることが,細々ながらも教室がつづいている理由だと思います。
このストールにしても,知らんぷりしてどこか別のところにそれとなく置いておくこともできます。しかし,せっかく届けてくださったおばあちゃんのお気持ちを無碍にはできないですね。
教室の前に落ちていたのも,おばあちゃんがこちらに届けたのも,私がこのように置いてみたのも,すべて運命のような気がします。
では。