志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

今日から3学期

こんにちは。

 

冬期講習期間が終わり,今日から通常授業がスタートします。

授業なし期間にも,しっかりと教室に勉強しに来た生徒さんが何人もいらっしゃいます。そうした姿勢が身についていれば,勉強に関しては心配がないでしょう。

もちろん,ご自宅でがんばっていた方も少なくないでしょう。

 

3学期から,新しく教室に通ってくださる方もいらっしゃいますし,逆に講習には参加なさったものの,継続して通わないことを選んだ方もいらっしゃいます。

ご自分で考えて決めた道であれば,必ずうまくいくでしょう。

また,塾もいろいろなところがありますし,その方針も千差万別です。たくさんの教室を見てから,本当にご自分にあったところを選んでくださるのが一番ですね。

 

勉強に限らず,お子さまの教育全般について言えることだと思いますが,強制をしたり,過干渉であったりすると,どれだけコストをかけても,かえってうまくいかないことが多いです。

 

今までに記事に書いたこともありますが,勉強でいうと,塾と家庭教師で週7日すべてが埋まっていた方がいらっしゃいました。自分で考える力が育たず,残念な結果となりました。

考えるというのは,思考力が問われる問題が解けないこともそうですが,何が必要でどう勉強を進めていくべきなのか,ご自身で考えながら勉強計画を立てていく力もありませんでした。とくに,重要なのは後者でしょう。今後の人生においても,常に求められる力です。

 

将棋でいうと,プロになった方の親御さんは,一生懸命にお子さまのサポートをなさっていました。土日には,将棋を指しに連れていき,将棋教室に通うお金を出し,大会やイベントにも連れていき,と大変な労力だったことでしょう。

ただし,伸び伸びとお子さまの自由にさせていた印象があります。

 

一方で,親御さんのほうが熱くなり,この子をプロにするんだと,時間とお金も過分にかけ,ご自身で聞きかじった知識でお子さまの将棋の勉強に口をはさみ(親御さんにとっては有益なアドバイスをしているつもりでしょう),結果に対して一喜一憂して叱咤激励し,…

と,そんな親子は,結局はどこか(奨励会の有段あたりが多いですかね)で挫折していく印象があります。

 

お子さまを信頼し,意思を尊重してあげてください。

こちらの教室も,そうした方針で運営しております。結局は,それが一番うまくいくようです。

 

では。