こんにちは。
地下鉄の澄川駅と南平岸駅の間に「純連」というラーメン屋さんがあります。2つの駅の間で,つまりはアクセスが悪いのですが,昔からの有名店です。
ものすごく久しぶりに食べてきました。特殊な方法でラードを調理すると聞いたことがあります。スープが驚くほど熱いのが特徴です。たぶん,私が生まれる前からの変わらぬおいしさです。
写真はラーメンと半炒飯です。
昔からのお店がつづいているのは,単純に尊敬する気持ちを持ちますし,変わらない味を楽しめるのは喜ばしいことでもあります。
失礼なので店名は書きませんが,東京の国立市にものすごくまずいラーメン屋さんがありました。大学の近くなので何度か入ったことはありますが,目的はビールを飲むためです。お客さんがほとんど入っていないので,昼間から人目を気にせずに飲むことができました。ビールのお供に餃子だとかチャーシューだとかを注文しますが,決してラーメンをいただくことはありません。
お客さんが入っていることなど見たことのないお店なのですが,長い間つづいていたのはどうしてなのでしょうか。ずっと疑問に思っていました。
そしてとうとうこのお店がなくなったのは,8年ほど前のことです。
道路の拡張工事のため,立ち退きをせまられてのことだそうです。立ち退きに際して市からお金がいただけるでしょう。それまではがんばろうという気持ちだったのかもしれません。
食べたいかと言われる,答は「否」ですが,なつかしい場所がなくなってしまったのは残念なことです。
教室のすぐそばが電車通りになっています。
ここも道路の拡張工事が計画されています。飲食店などが,少しずつ立ち退きをしていっています。老夫婦がお二人で営業なさっていた古い銭湯も,閉店を余儀なくされました。この老夫婦も,立ち退きまでがんばろうと,そんなお気持ちだったのかもしれません。
いずれにせよ,古い町並みが破壊され,再開発が進みつつあるのが教室のそばの電車通りです。昔ながらの個人店がどんどんと減っていくことになりますので,さびしい気持ちはありますね。
コロナの影響もあり「移転・再開オープンの目途はたっていません。」と貼り紙して出ていった飲食店もありました。今はどうなさっているのでしょうか。
では。