こんにちは。
今日から「高山寺展」が開催されていて,鳥獣戯画が公開されています。行きたくてうずうずしていますが,2週間ほど待とうと思っています。
さて,新聞で紹介されていたのですが,札幌市博物館活動センターでは,現在札幌で発掘されたクジラの化石を展示しています。
指の化石だそうで,隣に展示してある模型と見比べると,どこの部分の骨なのかがよくわかります。下の写真がその模型です。
指の部分を拡大すると,このようになります。
ヒトの手とほとんど同じ構造をしていることがよくわかります。中学理科の知識でいうと相同器官というものです。
解説してくださった学芸員さんによると,ヒレが発達していくにしたがって,指が長くなり,したがって指の骨の数も多くなったのだそうです。
ほかには,ステラ―ダイカイギュウやヒグマの骨格標本も展示されていますが,みなヒトと同じ哺乳類ですので,やはり共通した骨格を持っていることが見つけられます。
小さな博物館ですが,入場は無料ですし,興味深い展示もありますので,みなさま,ぜひご覧になってみてください。
では。