志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

研ぎ澄まされ受験生の感覚とは?

こんにちは。

昨日,
「1日勉強を休むと,研ぎ澄まされた感覚が鈍る。
これを取り戻すのに1週間はかかる。」
というようなことを書きました。

この「感覚」というのがわかりにくいと思いますので,
数学を例にとって具体的に書きます。

数学に関して,私は高校時代,学校の問題集は必ず4周~5周していました。
地方の公立高校で,東大合格者など出ない学校ですが,
それだけで,高3になった頃には数学の偏差値が70くらい(各大手予備校の模試)ありました。
つまりは,受験数学がよくできたわけです。

高2の夏くらいからだったと思いますが,
へんてこな不思議な感覚が身についていることがわかるようになりました。
一言で言うと
「計算ミスをしたらシャープペンシルが教えてくれる」
となるでしょうか。

数学の問題を解いていて,稀にですが計算ミスをすることがあります。
(反復して問題集を解くと計算ミスも極端に減ります。)
そうすると,ミスをした箇所から進んで,次の計算を書きだそうとするときに,
シャープペンシルから指に伝わってくる違和感があるのです。
それで直前の式を見直すと計算ミスを発見できます。

ものすごく勉強した経験のある方にはわかると思いますが,
こういう不思議な感覚は,勉強を頑張った方どなたにでもあると思います。

1日勉強を休むと,見事にこの感覚が鈍ります。
私の場合は高2の秋に修学旅行に行って勉強の空白が1週間程度ありました。
1か月くらいは,「シャープペンシルがうまく走らない」というイライラがあり,
思うように勉強が進みませんでした。

うまく伝わったかどうかわかりませんが,
英語に関しても似たようなことはあります。
当時は紙の辞書でしたので,辞書を引く時間が1秒程度だったのが5秒くらいかかってしまうとか。
ほかにもいろいろですね。

まさに「継続は力なり」です。
がんばってください。