こんにちは。
どんなことでも,実際にやってみる,調べてみると,
そのことが詳しくわかったり,実感として理解できたり,印象に残って覚えられたりするものです。
疑問に思ったことは,すぐに調べてみるといいでしょう。
勉強に関することでこれを行えば,ある事象の理由付けができて,
理解が深まりますし,絶対に忘れない程度に覚えられるでしょう。
さて,台風が近づいていますね。
どうかみなさん,お気をつけください。
こうした天気のニュースで「気圧は950hPa(ヘクトパスカル)」などと報道されています。
気圧って,数字は聞くけれども,どれくらいの力なのかよくわかりません。
ということで,ふと疑問に思って計算してみました。
中学だと,理科で圧力(中1の単元)を習います。
その知識のみ使って,中1の理解の範囲で計算してみます。
また,わかりやすく気圧を1000hPaで計算してみます。
まず,1N(ニュートン)は100gです。
1Paは,1㎡に1Nの力がかかることを意味します。
hPaは,hがついていることでわかるようにPaの100倍です。
つまり,1000hPaの気圧は,1㎡に100,000Nの力がかかっていることがわかります。
1N=100g=0.1kgなので,kgに直して考えると,
1000hPaは,1㎡に10,000kgの力がかかっていることになります。これ,なんと10tです!
気圧ってものすごいですね!計算してみて自分でも驚きました。
もう少し,わかりやすく1c㎡当たりに換算すると,1㎡=10,000c㎡なので,
1c㎡に1kgの力がかかっていることになります。
こうやってやってみると,気圧の単位であるとか,
圧力の考え方であるとか,そうしたものが記憶としてぐんと定着するのがわかるでしょう。
これに限らず,
調べる,やってみる,というのを心がけてみてください。
では。がんばってください。