こんにちは。
教室で金魚を飼っています。
飼ってから,そろそろ1年。1匹は,飼ったばかりのころに病気で死なせてしまったのですが,2匹は元気に育っています。
たかが金魚といってしまえばそうなのですが,飼ってみるといろいろと気がつくことがありますね。
驚いたのは,水草を想像以上に食べることです。
写真のものは,昨日,新しく入れた水草です。これも,いつまでもつことやら。
病気になったときには,金魚の病気についていろいろと調べました。
もう少し早く病気に気がついていれば助けられたかもしれません。かわいそうなことをしたものです。
ある日,水槽の隅でじっとして動かなくなりました。このときにはすでに病気だったのでしょう。翌日,真っ白な糞をしていて,さらに皮膚に粘膜のようなものがついていて,病気だとわかりました。寄生虫に感染したようです。
ほかにも,金魚が消化不良をおこしたこともあります。
案外,元気に育てるのは難しいものです。
水草についても,自分で増やせないかと思い,別の入れ物に入れて繁殖を試みています。
そんなこんなで,金魚についてとか,水草についてとか,知らずに詳しくなっていきました。
こういうことが本来の勉強なのかもしれませんね。学校でやることだけが勉強なのではなく,身のまわりのことに興味をもって,もっと知りたいなあと思うこと,そして気がついて何かの知識を得たり,調べて知ったりすること,これも大切な勉強なのだという視点は常にもっていたいですね。
実は,公立中高一貫校の入試で問われる内容には,少なからずこうした視点が入っています。今後,入試改革によって,こうした類の問いは増えていくように思います。
では。