志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

椅子に座ったままで結構です

こんにちは。

以前に病院で血液検査をした際に,血が出て大変だったと,そんなことを書きました。

「出血」

今日もその病院に行ってきました。
市から,風疹の抗体検査を受けてくださいという案内が届き,自分が罹患して,生徒であるとか他の人に感染させてはいけないと思い,検査を受けてきたのでした。

詳しいことはわかりませんが,
昭和37年4月~昭和54年3月に生まれた男性は,風疹の予防接種を受けていないらしいです。私の場合は,予防接種を受けていない最後の学年ということになります。たった1年の違いで,貧乏くじでも引いたような気分です。

血液検査を受けるのですが,今日は採血したあと,
「そのまま椅子に座っていて結構ですので,2分間,絆創膏を押さえていてください」と看護師さんに言われました。
今までだと,しばらく(1分くらい)押さえていてくださいねとだけ言われ,そのまま処置室から追い出されていたわけです。それで,実際にはきちんと押さえられなかったわけです。前回,血が噴き出したときもそんな状況でした。

私のことがあって,それでオペレーションを変えたのかもしれないなと,少しだけ申し訳ない気持ちになりました。今日は混んでいたわけでもないのに,採血までやたらと待ち時間が長かったのです。1人つき2分程度余計に時間がかかるのですから,それで待ったのでしょうけれど。待ち時間が長くなったのも自分に責任の一端はあるなと。
ただ,冷静に考えてみれば,もともとは椅子に座ったまま押さえているというオペレーションが正しく,それがだんだんとおざなりになっていったのが,またルール通りに修正されたのではないかと,こちらの可能性のほうが高いような気がします。

はじめはしっかりと決められた通りにやっていたことが,だんだんとおざなりになり,その状態にも慣れ,いつの間にかまったく正しく行われないと,そういうことは少なくないですね。
勉強でもそうですね。このようにやりなさいと言われたやり方を,面倒だから少しずつ楽な方向に勝手に変えていってしまう。
例として,数学で,ここは間違えやすいから必ず途中式を(省略せずに)書いて計算しなさいと教えたとします。生徒も途中式を書くことで正しくできるようになります。ところが,次の授業で確認してみると,途中式を書かずに計算して間違えている,こんなことが頻繁に起こります。
愚直に教えられたとおりにやる,案外,そうした要素がものすごく重要だったりするわけですね。

では。