志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

明日死ぬと思って生きよ

こんにちは。

今朝,凄惨な事件が起きましたね。
犠牲者の方のご冥福をお祈りするとともに,お怪我をされた方の1日も早い回復と,被害者やその家族,関係者の方たちの心の平静が早く取り戻せるように願っております。

人間は常に死と隣り合わせで,いつ死ぬのかわからないという側面があるのだと再認識しました。
事件があった登戸ですが,人生で1度だけ登戸駅を利用したことがあります。JRと小田急の乗り換えで利用しました。くしくも,大学時代に先輩が亡くなり,静岡県までお葬式に行ったときのことです。先輩も,突然亡くなりました。

大学時代には,会うと話すような間柄だった同級生が病気で亡くなったこともありました。好きでつづけている将棋でも,森安秀光先生や達正光先生などが突然亡くなられてショックを受けたこともあります。

人間は生物である以上,必ず生命体としての終わりをむかえるという極めて当然の事実ですが,普段はあまり意識していないこともまた事実であるように思います。

かつて後輩に贈られた次の名言を思い出しました。
インド独立の父ガンディーの言葉です。

明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ。

この言葉を考えると,1日1日を生きることに意味が少しだけ重くなり,生きることの価値がわかってくるように思います。同様に,学ぶことの意味というものも考えさせられますね。
「生きていること」それ自体がありがたいことであるし,当然ながらいつか「死」をむかえると,そんなことを頭の片隅に置いておくだけで,毎日毎日を前よりもほんの少しだけ大切に生きることができ,「人生」や「学問」に対して少しだけ前向きになれるかもしれませんね。

では。