こんにちは。
昨日,参議院議員選挙が告示されました。
政治的な話題を書きたいわけではありませんし,政治的な話題は避けるようにもしています。
結論から書くと,小・中学生の方にとっては勉強になるので,選挙関連のニュースであるとか,選挙の開票速報であるとか,そうしたものを見てみましょうとお伝えしたいのです。
今回を逃すと,国政選挙に触れるチャンスはずっと先のことになってしまいます。
政治がどうなっていくのか興味があり,新聞やニュースを食い入るように見ていましたので,中3では公民の政治分野について学習しましたが,あらかたのことは知っている内容で,ほとんど勉強しないでも苦労なく良い成績が取れた記憶があります。
今でも,政治分野の学習をすると,政治に詳しく,ほとんど教える内容がないような生徒も稀にいらっしゃいます。
学校や塾の勉強以外のところで,すでに大差がついているわけですね。
政治にまったく興味のない子たちがどこから勉強する必要があるかというと,2つエピソードを紹介したいと思います。
教えていたのは,学校では成績が5や4ばかりのできる子たちのクラスです。
ある日,選挙制度について勉強し,小選挙区制と比例代表制についてなど扱いました。今日は生徒たちがよくわかっていないようだなと確認をしてみると,比例代表制では,政党・政治団体名を書いて投票するということをみんな知らなかったのです。これではいくらドント式なんかを説明してもわかってもらえないはずです。
また,選挙のことでいうと,知事や市長(東京23区の区長)が選挙で選ばれていることをご存知ない子も一定数います。
まったくニュースを見ていないと,できる子でもそういうレベルだということです。
選挙だけにとどまらず,広く社会問題に関心はもってほしいのですが,とりあえず,たまにしかない国政選挙が行われますので,これだけは注目して見ていただくといいのではないかと思います。
では。