こんにちは。
今日は教室に来るのが少し遅くなりました。テレビを見ていたからです。
ワイドスクランブルという報道番組を見ていたところ,ちょうど家を出る時間帯に,興味のある話題が取り上げられていました。まず,日本でもDBSを導入する方針が示されたことがニュースになっていました。性犯罪歴のある人が教育関係の職につくことを防止するもので,私も大賛成ですし,法が施行されたときにはこの教室もDBS事業者の認定を受けようと思います。
さらにもう1つ,リトアニアのバスケットボールについての特集が組まれていました。
私が中学2年生のときのバルセロナオリンピックで,旧ソ連から独立したばかりのリトアニア代表が,旧ソ連連合チーム(EUNというチームでした)を破って銅メダルを獲得したことを覚えています。
このことは,昔ブログにも書いています。
過去記事「1人だけ不正解」
https://shigakuseminar.hatenablog.jp/entry/2020/02/06/150037
ソ連支配下のリトアニアでは,バスケットボールが国民の心の支えになったこと。ソ連代表でも多くのリトアニアの選手が活躍しており,バスケではソ連に負けないぞという誇りになっていたこと。そうした国民としての自尊心が独立にもつながったこと。そんなことが語られており,バルセロナの出来事は想像以上に感動的な物語であったし,背景には苦難の歴史があったことを知ったのでした。さらに,リトアニアではバスケットボールが「第二の宗教」であると紹介されていました。まさに精神的な支柱ですね。
独立が1991年(リトアニアなどのバルト三国は,ソ連崩壊前に独立を達成しています),同じ年にソ連は崩壊し,バルセロナ五輪が翌92年になります。
番組ではバルセロナについては触れられていませんでしたが,理解が深まり,良いものを見ることができたなあと感謝しております。
では。