こんにちは。
昨日，保育園の方たちが巻き込まれ，幼いお子様が亡くなる痛ましい事故がありました。
若い方が亡くなるのを耳にすると，本当に悲しい気持ちになります。ご冥福をお祈りいたします。
私が運転免許を取ったのは20年近く前になりますが，自動車教習所で最初に教官に言われたことを今でも覚えています。
「自動車は，簡単に人を殺してしまうこともある極めて危険な乗り物です。
運転免許を取るということは，その人も殺しかねない危険な乗り物を扱うことを特別に許可されるということです。
多くの人が運転免許を持っているからといって軽い気持ちで考えることなく，危険なものの扱いを特別に許されるということなのだ，人命にかかわる重大な問題なのだということを肝に銘じてこの学校で勉強してほしい。」
職業的に自動車を運転されている方ならいらっしゃるかもしれませんが，日常的に，こんなことを意識しながら車を運転されている方はまずいらっしゃらないのではないでしょうか。事故のニュースが毎日のように報道されていますが，自分は大丈夫だろうと，どこか外の世界の出来事のように考えている方がほとんどではないでしょうか。
もしも，車を運転するすべての方がこうした意識を持っているとするならば，交通事故は確実に減るように思います。「教育」の力というのは大きいのだなと，改めて感じました。
しかし，今でも心に残るような言葉を，最初に生徒たちにガツンと話したこの先生はすばらしい先生だったのだな，とも思います。
山形県に免許合宿に行ったのですが，先生方は今もお元気で指導されていることでしょう。
おかげさまで，あまり運転しないということもありますが，ずっと無事故無違反です。今でも先生方には感謝をしています。
では。
