志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

部員1人

こんにちは。

 

高校時代には将棋部に所属していました。

高校の将棋部の先輩には金内さんという方がいらっしゃいました。のちにアマチュアの全国大会で優勝もされた方で,当時から将棋界では名前の知られた方でした。

高校の将棋部も金内さんのために作られたようなところがあり,金内さんが卒業されてからはその役目を終えたようなところがありました。

金内さんは私の2つ上の学年だったのですが,1つ上の世代の将棋部員は1人,私の代の将棋部員も私1人だけでした。

そのうち,自然な成り行きで,将棋部の部員は私1人だけとなりました。

 

今は母校に将棋部は存在していません。

2つ下の学年で将棋部に入ってくれた子がいたのですが,いつまで将棋部が存続していたのかはわかりません。すぐにつぶれてしまったのだろうと思っています。

本当は,最低〇人の部員がいないと部活をつぶすという決まりがあったようです。しかし,私の在学中にはつぶすと言われたことはありませんでした。(1つ上の先輩は,一生懸命に頭数をそろえるために,友達に入部してもらっていました。確か,5人必要だったように思います。)

部員1人の将棋部がつぶされなかったのは,私の成績がよかったからでしょう。そんなゆがんだところのある高校でしたし,そんな時代でもありました。

 

部員が1人だけというのは,恥ずかしい気持ちもありました。

ところが,意外にも同じ状況だったという話を聞くことが少なくありません。

 

大学時代の知人はある大学の弁論部に所属していました。

この弁論部も部員が1人でした。

この知人が立派だったところは,それをまったく恥じることなく,「自分自身の存在が〇〇大学弁論部である」,「自分がいる場所はすべて弁論部の活動である」と胸を張って,誇りをもっておっしゃっていたところです。

20歳くらいの若者です。なかなかできることではないですし,立派な人物だと尊敬の念をいだいていました。

 

部活に限らず,人はいろいろな集団に所属しています。自分の意思で入った集団が多いことでしょう。場合によっては,消極的な選択で所属していることもあるかもしれません。

しかし,どのような状況であっても,胸を張ってその集団の一員であると言えるような精神性や態度は見習いたいものです。

 

では。