志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

クエン酸

こんにちは。

リサイクルショップで加湿器を買いました。
お手入れの方法を店員さんに聞いたのですがよくわからないとのことで,
持ち帰ってインターネットで説明書を検索し,そして分解したところ…
ものすごく汚い。唖然としました。

まあ,しかし,しようがないので,
薬局でクエン酸を買ってきて掃除をしました。

クエン酸ですが,レモンやオレンジなどに含まれています。
酸味となる成分ですっぱいはずです。
ラムネをつくる材料にもなるはずです。

で,掃除用のクエン酸ですが,どれだけすっぱいのだろうかと食べてみました。
(まねしないでくださいね。念のため。商品には食用とも食べられるとも書いてありませんよ。)
なかなかのすっぱさ。ただ,レモンのほうがすっぱいように感じました。
自分でもなかなかバカバカしてものだとは思いましたが,やってみるのも大切ですね。

そこで,さらに考えてみました。
焼き魚と一緒にスライスレモンが出てきますね。
これは,レモンの酸(要するにクエン酸)と魚の臭み成分(アルカリ性)を中和させているのだから,
焼き魚にクエン酸をかけても良いのではないだろうか,と。
これだと,レモンを搾るのとはちがって手が汚れません。
まあ,しかし,風情がないですね。

おしゃれなお店では,天ぷらをお塩で食べるところがあったり,
ネタによってはお寿司をお塩で食べたり,
食材にお塩をつけて楽しむことがありますね。
お塩にしても,ナトリウムと塩素の化合物の塩化ナトリウムです。
見た目にしたってクエン酸と大して変わらないわけです。

お塩とクエン酸の境目は何なのだろうか?とも考えましたよ。
おそらく,慣習,思い込み,文化くらいのものでしょうね。
日本の農業は高齢化が進んでいます。
農産物の価格が高騰した将来の日本では,焼き魚や唐揚げにクエン酸をかける光景が見られるかも知れませんね?

では。